核板(読み)かくばん(その他表記)nuclear plate

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「核板」の意味・わかりやすい解説

核板
かくばん
nuclear plate

赤道板ともいう。細胞の有糸分裂中期において赤道面に配列した染色体がつくる平面核分裂の中期になると,それまで任意の位置にあった各染色体は紡錘体の中央部に平面をなして並ぶ。この平面が核板である。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android