根下戸船場(読み)ねげどふなば

日本歴史地名大系 「根下戸船場」の解説

根下戸船場
ねげどふなば

[現在地名]大館市根下戸 舟場ふなば

大館舌状台地南縁部、米代川右岸に位置する。米代川舟運の船場として利用され、「六郡郡邑記」の根家戸村の項に、枝郷として「下袋村舟場也 十一軒」とあり、幕末の「郷村史略」にも「下袋村俗根下戸船場と云」とある。河川交通の要地で大館町入口をなし、慶応四年(一八六八)五月、奥州鎮撫副総督沢三位は「大館を発シ船場村より米代川ヲ下リ能代ニ泊」とある(秋田沿革史大成)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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