桂広澄(読み)かつら ひろずみ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「桂広澄」の解説

桂広澄 かつら-ひろずみ

?-1524 戦国時代の武士
安芸(あき)(広島県)毛利家の臣。毛利興元とその子幸松丸(こうまつまる)の早世による跡つぎ問題で広澄の身内阪藤内らは毛利元就(もとなり)の弟の就勝(なりかつ)を推したが,家老志道広良らの推す元就が大永(たいえい)3年家督をついだ。このため藤内は罰せられ,広澄はゆるされたが,後年疑いのかかることをおそれて大永4年自刃(じじん)した。安芸出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android