案の内(読み)アンノウチ

デジタル大辞泉 「案の内」の意味・読み・例文・類語

あん‐の‐うち【案の内】

計画どおり。思いのまま。
平家を滅ぼさんの―に候へども」〈平家・一〇〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「案の内」の意味・読み・例文・類語

あん【案】 の 内(うち)

  1. 考えのとおり。計画どおり。思っているとおりになること。思いのままのこと。案中
    1. [初出の実例]「合戦の庭に出でて、死(しぬる)は案(アン)の内(ウチ)の事、生(いきる)は存(ぞん)の外(ほか)のこと也」(出典:金刀比羅本保元(1220頃か)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む