案中(読み)あんじゅう

精選版 日本国語大辞典 「案中」の意味・読み・例文・類語

あん‐じゅう‥ヂュウ【案中】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「あんちゅう」とも ) =あん(案)の内(うち)
    1. [初出の実例]「案中候之間、驚候。事々期後信候」(出典金沢文庫古文書‐(年未詳)(室町前)七月二二日・高性書状(二・一二七八))
    2. 「救ふべからざるの勢ひに立至り候はん事案中(アンチウ)の事なるに」(出典:近世紀聞(1875‐81)八〈染崎延房〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む