案中(読み)あんじゅう

精選版 日本国語大辞典 「案中」の意味・読み・例文・類語

あん‐じゅう ‥ヂュウ【案中】

〘名〙 (「あんちゅう」とも) =あん(案)の内(うち)
金沢文庫古文書‐(年未詳)(室町前)七月二二日・高性書状(二・一二七八)「案中候之間、驚候。事々期後信候」
※近世紀聞(1875‐81)八〈染崎延房〉「救ふべからざるの勢ひに立至り候はん事案中(アンチウ)の事なるに」

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