日本歴史地名大系 「案内社」の解説 案内社あんないしや 兵庫県:姫路市姫路城下案内社[現在地名]姫路市本町(ほんまち)姫路城東側の中曲輪に位置する武家地。野里(のざと)門から内京口門(うちきようぐちもん)通までの南北に長い町筋。野里門から少し南に案内社があった。慶長六年(一六〇一)の町割で成立。同五―八年の姫路城郭図に三〇軒ほどの屋敷がみえ、家数などは江戸時代末期まで大きな変化はない。元禄一一年(一六九八)写の本多家家中侍屋敷図(姫路城史)に久長門(きゆうちようもん)通辺りから北が上案内社、南が下案内社とみえ、その後も同様に称している。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by