日本歴史地名大系 「桑ヶ谷」の解説 桑ヶ谷くわがやつ 神奈川県:鎌倉市長谷村桑ヶ谷光則(こうそく)寺の北隣にあり、現在は鎌倉能楽堂のある谷として知られる。もと坂(さか)ノ下(した)の小字であった。「日蓮聖人註画讃」には、建治三年(一二七七)六月、龍象房なる僧が「大仏殿門西桑谷」に法筵を開き日夜法を講じていたところ、僧日真がまみえて論議に及んだことが記されている。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by