論議(読み)ロンギ

デジタル大辞泉 「論議」の意味・読み・例文・類語

ろん‐ぎ【論議/論義】

[名](スル)
互いに意見を述べて理非を論じ合うこと。「論議を尽くす」「論議を呼ぶ」「健康法について論議する」
仏語。
教義を明らかにするために問答すること。また、それが形式化された儀式法会のほか、法楽などのためにも行われる。
十二分経の一。教義の解説や注釈をした書。優婆提舎うばだいしゃ
声明しょうみょう一種2が形式化され、一定の唱え方が定められたもの。
(ふつう「ロンギ」と書く)能で、地謡じうたいもしくはワキツレシテが問答形式で交互に謡い合う部分。また、その謡。
[類語]論ずる議論言論公論論弁論判談義あげつらう丁丁発止侃侃諤諤囂囂喧喧囂囂喧喧諤諤舌戦口論論戦論争争論激論談論風発甲論乙駁口角泡を飛ばす

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普及版 字通 「論議」の読み・字形・画数・意味

【論議】ろんぎ

議論。〔荘子篋〕天下法を殫(つく)し殘(そこな)ひて、民始めて與(とも)に論議すべし。

字通「論」の項目を見る

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百科事典マイペディア 「論議」の意味・わかりやすい解説

論議【ろんぎ】

論義

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