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桑萎縮病(読み)くわいしゅくびょう(その他表記)dwarf disease

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「桑萎縮病」の意味・わかりやすい解説

桑萎縮病
くわいしゅくびょう
dwarf disease

刈縮みともいう。株全体が萎縮し,細い側枝が多生してほうき状となり,葉は丸葉になって小さく縮み,樹勢は次第に衰弱して枯死する。病原体マイコプラズマ様微生物が考えられ,ヒシモンヨコバエとヒシモンモドキによって媒介感染する。防除法としては罹病株を抜取り,媒介昆虫を駆除し,さらに仕立て法,収穫法を改善して樹勢を強める。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

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