桜香(読み)さくらか

精選版 日本国語大辞典 「桜香」の意味・読み・例文・類語

さくらか【桜香】

  1. 江戸、上野車坂下(東京都台東区上野七丁目)の名物だった堺屋鬢付油(びんつけあぶら)の名。
    1. [初出の実例]「桜香を付て柳の色を増し」(出典:雑俳・柳多留‐一二〇(1832))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android