桶戸村(読み)おけどむら

日本歴史地名大系 「桶戸村」の解説

桶戸村
おけどむら

[現在地名]輪島市町野町桶戸まちのまちおけど

井面いのもて村の東に位置。町野川を挟んで東は粟蔵あわぐら村。応安四年(一三七一)六月二三日書写の四坪薬師寺大般若波羅蜜多経(忍久保家蔵)の奥書に「桶戸地蔵寺」とみえる。天正一七年(一五八九)の給人知行高付帳(下時国家文書)によれば、奥ノ与兵衛取分として高二四九俵余、うち粟蔵分入作一五九俵余。正保郷帳では粟蔵村・桶戸村が並記され高三〇三石余、田方一六町四反余・畑方三町七反余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

スキマバイト

働き手が自分の働きたい時間に合わせて短時間・単発の仕事に就くこと。「スポットワーク」とも呼ばれる。単発の仕事を請け負う働き方「ギグワーク」のうち、雇用契約を結んで働く形態を指す場合が多い。働き手と企...

スキマバイトの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android