…江戸前期の歌学者下河辺長流著。神前で奏された楽舞にともない唱和された神楽歌,また雅楽風に編曲された民謡ともいうべき催馬楽の語句注釈書としては,前代の一条兼良の《梁塵愚案抄》があるが,本書はそれにつぐもので,契沖や賀茂真淵研究の先駆的位置におかれる。原本は京都,賀茂別雷神社蔵。…
※「梁塵愚案抄」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...