精選版 日本国語大辞典 「語句」の意味・読み・例文・類語 かたり‐く【語句】 〘 名詞 〙① =かたりぐさ(語種)〔ひとり言(1468)〕[初出の実例]「後のかたりくにもなる程に、ようみておいたがよい」(出典:虎明本狂言・仁王(室町末‐近世初))② 平曲で、琵琶に合わせないで文章だけを朗読調に語ること。また、その文章。素声(しらこえ)。⇔引き句。[初出の実例]「涼み見た後の語句やつれ平家〈意朔〉」(出典:俳諧・糸屑(重安編)(1675)二) ご‐く【語句】 〘 名詞 〙 語と句。また、ことば。ことばの句切り。ことばの一まとまり。[初出の実例]「詩を誦するに語句がやわらかにてするすると通じたるがよきぞ」(出典:三体詩素隠抄(1622)一)[その他の文献]〔金史‐王庭筠伝〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例