梅若塚(読み)うめわかづか

精選版 日本国語大辞典 「梅若塚」の意味・読み・例文・類語

うめわか‐づか【梅若塚】

  1. 東京都墨田区の木母寺(もくぼじ)境内にある塚。梅若伝説梅若丸の塚で、その上に霊をまつり山王権現とした。謡曲隅田川」で有名。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の梅若塚の言及

【隅田川】より

…都鳥は隅田川の景物であった。向島の木母(もくぼ)寺にある梅若塚も,公卿吉田惟房の子梅若丸が人買いに連れられてこの地まで来たが隅田川のほとりで病死するという故事によっており,この物語も謡曲や浄瑠璃,長唄の題材になった。中世までの隅田川流域の中心は,浅草(せんそう)寺付近であった。…

※「梅若塚」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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