梨割り(読み)ナシワリ

デジタル大辞泉 「梨割り」の意味・読み・例文・類語

なし‐わり【梨割り】

ナシを割るように、刀でまっ二つに切り割ること。
「まっかう―車斬り、頭切らるるやつもあり」〈滑・浮世風呂・前〉
歌舞伎小道具の一。くわえ面一種で、刀で梨割りにされたとき、赤く染めた綿が見えるようにしたもの。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典 「梨割り」の解説

なしわり【梨割り】

梨の実を割るようにざっくり縦に真二つに切り分けること。料理では、鯛のあら煮などで頭を割るときや、えびを鬼殻焼きにするときなどにいう。

出典 講談社和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典について 情報

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