梨割り(読み)ナシワリ

デジタル大辞泉 「梨割り」の意味・読み・例文・類語

なし‐わり【梨割り】

ナシを割るように、刀でまっ二つに切り割ること。
「まっかう―車斬り、頭切らるるやつもあり」〈滑・浮世風呂・前〉
歌舞伎小道具の一。くわえ面一種で、刀で梨割りにされたとき、赤く染めた綿が見えるようにしたもの。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android