20世紀日本人名事典 「棚田嘉十郎」の解説 棚田 嘉十郎タナダ カジュウロウ 明治・大正期の文化財保護運動家 生年万延1年4月5日(1860年) 没年大正10(1921)年8月16日 出身地大和国奈良町(奈良県) 経歴奈良県の植木商で、明治33年から私財を投じて平城宮跡の保存運動を始め、45年奈良駅前に道程を示す大石標を建立した。大正2年平城宮大極殿跡保存会を発足させた。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「棚田嘉十郎」の解説 棚田嘉十郎 たなだ-かじゅうろう 1860-1921 明治-大正時代の文化財保護運動家。万延元年4月5日生まれ。大和奈良町の植木商。明治30年関野貞によって発見された平城宮跡が放置されていたため,33年私財を投じて保存運動をはじめる。45年奈良駅前に道程をしめす大石標をたてる。大正2年発起人として平城宮大極殿跡保存会を発足させた。大正10年8月16日死去。62歳。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by