棟別(読み)むなべつ

精選版 日本国語大辞典 「棟別」の意味・読み・例文・類語

むな‐べつ【棟別】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「むなべつせん(棟別銭)」の略 ) =むねべつせん(棟別銭)
    1. [初出の実例]「守護が点検して、是を以て、年貢を取ぞ。こなたの、棟(ムナ)別など云やうなぞ」(出典:寛永刊本蒙求抄(1529頃)二)

むね‐べつ【棟別】

  1. 〘 名詞 〙むねべつせん(棟別銭)」の略。
    1. [初出の実例]「彼寺うちつづきて炎上あり。むね別なむどいひて、心ならず奉加をもちて功ををへる」(出典:米沢本沙石集(1283)八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android