森党村(読み)もりとうむら

日本歴史地名大系 「森党村」の解説

森党村
もりとうむら

[現在地名]東伯町森藤もりとう

杉下すぎした村の南に位置する。森堂とも記した(「元文二年伯州村分帳」など)。宝暦二年(一七五二)森藤に改めたというが(藩史)、正保期(一六四四―四八)作成と推定される伯耆国絵図(県立博物館蔵)にすでに「森藤村」とみえる。拝領高は二九〇石余、本免は五ツ四分。藪役銀七匁を課されており(藩史)、中野氏・山下氏・小谷氏の給地があった(給人所付帳)幕末の六郡郷村生高竈付によれば生高三一六石余、竈数三八。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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