棹飛(読み)さおとび

精選版 日本国語大辞典 「棹飛」の意味・読み・例文・類語

さお‐とびさを‥【棹飛】

  1. 〘 名詞 〙 水上に突き出した棹の上から、水中に飛び込み、さまざまの芸をすること。琵琶湖にある奥島伊崎寺で八月一日に行なわれる。
    1. [初出の実例]「あふみ竹生嶋のは岩とび、あふみ井嶋のさほとび」(出典:仮名草子・尤双紙(1632)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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