植塵(読み)しょくじん(英語表記)attritus

岩石学辞典 「植塵」の解説

植塵

鈍色光沢の石炭中の成分で,顕微鏡的なヴィトリナイト(virinite),エクジナイトexinite),イナーチナイトinertinite)などの植物性物質の破片を含んでいる[Thiessen : 1919, CNRS ; 1963].輝く光沢のアンスラキシロン(anthraxylon)に対する語.ラテン語attritusは擦り取る意味

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android