楯板(読み)たていた

精選版 日本国語大辞典 「楯板」の意味・読み・例文・類語

たて‐いた【楯板】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 楯にする板。また、楯。
    1. [初出の実例]「君送る身は楯板よ夜半の月」(出典:俳諧・風月の童(1700))
  3. 戦国時代に発達した軍船矢倉の防御用装甲板。ムク、クスなどの板でつくる。〔安宅造覚書(17C初)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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