極たる(読み)きわめたる

精選版 日本国語大辞典 「極たる」の意味・読み・例文・類語

きわめ‐たる きはめ‥【極たる】

連体〙 (動詞「きわめる(極)」の連用形に完了の助動詞「たり」の連体形が付いてできた語) 極限に至った状態のはなはだしいさまを表わす語。
※観智院本三宝絵(984)下「大乗のはじめの心をおこすは二乗のきはめたる位にこへたり」

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