極印を打つ(読み)ごくいんをうつ

精選版 日本国語大辞典 「極印を打つ」の意味・読み・例文・類語

ごくいん【極印】 を 打(う)

  1. 極印を金銀貨などに打って印をつける。
    1. [初出の実例]「鉛極印打候」(出典:梅津政景日記‐慶長一七年(1612)三月一日)
  2. 確かにそうであるときめつける。多く、よくない場合に用いる。極印を押す。刻印を打つ。刻印を押す。極印づける。
    1. [初出の実例]「狼狽者の極印打って」(出典:歌舞伎・名歌徳三舛玉垣(1801)三立)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android