極性の法則(読み)きょくせいのほうそく(その他表記)law of polarity

岩石学辞典 「極性の法則」の解説

極性の法則

一般にマグマ固化の最終期では,もとのマグマに比較的少量存在していた成分が特徴的に観察される.極性をもつ元素は極性の鉱物となり,後期の脈や接触変成帯に存在するという規則で,例えば超塩基性岩では極性元素はCa, Al, Si, Na, Kで,これらはグロッスラライト(grossular),アンドラダイト(and-radite),コランダム(corundum),曹長石(albite)などとなる[Weinschenk : 1894, Duparc & Pamphil : 1910, Larsen : 1928, Lodocnikow : 1936, Tomkeieff : 1983].この法則は現在は使われない.

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

[生]1936.2.20. 千葉,臼井プロ野球選手,監督。佐倉第一高等学校から立教大学を経て,1958年に東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)に入団。右投げ右打ちの強打の三塁手として,入団 1年目に本塁...

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