榊蔓(読み)さかきかずら

精選版 日本国語大辞典 「榊蔓」の意味・読み・例文・類語

さかき‐かずら ‥かづら【榊蔓】

〘名〙 キョウチクトウ科のつる性常緑低木。南、東アジアに広く分布し、日本では関東南部以西の暖地林中に生える。茎は他物にからんでのび、長さ四メートル以上になる。茎、枝、葉柄は黒紫色を帯び、葉は長さ六~一〇センチメートルの狭長楕円形で、光沢がある。初夏、枝先に小さな黄緑色の花が円錐形に密集して咲く。にしきらん。にしきかずら。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android