榎新村(読み)えのきしんむら

日本歴史地名大系 「榎新村」の解説

榎新村
えのきしんむら

[現在地名]立山町榎

坂井沢さかいざわ村の西に位置し、南は下段しただん村。天正期(一五七三―九二)松倉まつくら(現魚津市)から落延びた武士によって開拓されたという(五百石地方郷土史要)高原野たかはらのの内(越中志徴)。明暦二年(一六五六)の村御印留に村名がみえ、寛文一〇年(一六七〇)の村御印では草高二三石、免三ツ(三箇国高物成帳)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android