構造化照明顕微鏡法(読み)コウゾウカショウメイケンビキョウホウ

デジタル大辞泉 「構造化照明顕微鏡法」の意味・読み・例文・類語

こうぞうか‐しょうめいけんびきょうほう〔コウザウクワセウメイケンビキヤウハフ〕【構造化照明顕微鏡法】

光の回折限界を超えた微細な構造を観察できる超高解像の顕微鏡像を得る手法一定の周期構造をもつ縞状の照明を、位相と方向を変えて複数回照射し、試料表面に現れたモアレを撮像。それらの像を演算処理によって合成し、一枚の超高解像度の画像を得る。他の手法に比べ、時間分解能が高く、細胞などのライブイメージングに向く。SIM(structured illumination microscopy)。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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