構造化照明顕微鏡法(読み)コウゾウカショウメイケンビキョウホウ

デジタル大辞泉 「構造化照明顕微鏡法」の意味・読み・例文・類語

こうぞうか‐しょうめいけんびきょうほう〔コウザウクワセウメイケンビキヤウハフ〕【構造化照明顕微鏡法】

光の回折限界を超えた微細な構造を観察できる超高解像の顕微鏡像を得る手法一定の周期構造をもつ縞状の照明を、位相と方向を変えて複数回照射し、試料表面に現れたモアレを撮像。それらの像を演算処理によって合成し、一枚の超高解像度の画像を得る。他の手法に比べ、時間分解能が高く、細胞などのライブイメージングに向く。SIM(structured illumination microscopy)。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android