槙絮(読み)まきはだ

精選版 日本国語大辞典 「槙絮」の意味・読み・例文・類語

まき‐はだ【槇皮・槇絮・衣絮・筎】

  1. 〘 名詞 〙 槇の木の皮を柔らかくしてゆるい縄状にしたもの。船体水槽などの水漏れを防ぐため、板の合わせ目や継ぎ目に詰め込む充填(じゅうてん)材。槇縄。まいはだ。まえはだ。〔和漢船用集(1766)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む