横堀角次郎(読み)ヨコボリ カクジロウ

20世紀日本人名事典 「横堀角次郎」の解説

横堀 角次郎
ヨコボリ カクジロウ

大正・昭和期の洋画家



生年
明治30(1897)年2月17日

没年
昭和53(1978)年12月22日

出生地
群馬県勢多郡大胡町

別名
号=木黄

学歴〔年〕
正則中卒

主な受賞名〔年〕
春陽会賞(第1回 第2回)

経歴
中学時代に油絵を始め、大正4年巽画会第15回美術展覧会で「自画像」が3等賞銅碑を受賞。同年の草土社第1回展に出品、最後の第9回まで出品を続ける。草土社解散後は春陽会展に出品し、第1回、第2回と連続して春陽会賞を受賞した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「横堀角次郎」の解説

横堀角次郎 よこぼり-かくじろう

1897-1978 大正-昭和時代の洋画家。
明治30年2月17日生まれ。椿(つばき)貞雄と交遊。大正4年岸田劉生(りゅうせい)の草土社の創立に参加。12年から春陽会展に出品,昭和5年同会員。作風は細密描写から,おだやかな色面構成に移行した。昭和53年12月22日死去。81歳。群馬県出身。正則中学卒。号は木黄(もっこう)。作品に「鵠沼風景」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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