横断賃金(読み)オウダンチンギン

デジタル大辞泉 「横断賃金」の意味・読み・例文・類語

おうだん‐ちんぎん〔ワウダン‐〕【横断賃金】

企業別に決定される賃金に対して、企業の別を超えて、職種別・熟練度別に同一賃率で支払われる賃金。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

人材マネジメント用語集 「横断賃金」の解説

横断賃金

欧米で一般的な賃金のあり方で、同一の仕事であればどの産業、企業で就労しても同じ賃金が適用される仕組み。
・欧米では職務に賃金が紐付くことが一般的であり、職務別に平均的な賃金を把握できるようにコンサルティング会社等が定期的に調査して公表されている。加えて、欧米で組織される労働組合は、産業・企業横断的な職種別組合が多く、各職務に対して平均的な賃金が認識しやすいため、産業・企業横断的な賃金となりやすい。

出典 (株)アクティブアンドカンパニー人材マネジメント用語集について 情報

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