横雨(読み)ヨコアメ

デジタル大辞泉 「横雨」の意味・読み・例文・類語

よこ‐あめ【横雨】

風のために横なぐりに降る雨。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「横雨」の意味・読み・例文・類語

よこ‐さめ【横雨】

  1. 〘 名詞 〙よこあめ(横雨)
    1. [初出の実例]「此の宛丘の学舎小なる程に、ちっともよこ雨(サメ)がふれば吹帷のけてあれば」(出典四河入海(17C前)一五)

よこ‐あめ【横雨】

  1. 〘 名詞 〙 横降りの雨。風に吹かれて横なぐりに降る雨。よこさめ。
    1. [初出の実例]「鳥を籠に入て侍けるが、よこ雨にぬれけるを見て」(出典:二度本金葉(1124‐25)連歌)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android