樫鳥を食う(読み)かしどりをくう

精選版 日本国語大辞典 「樫鳥を食う」の意味・読み・例文・類語

かしどり【樫鳥】 を 食(く)

(「樫鳥」を同音の「貸し取り」にかけて縁起を祝ったもの) 大晦日に、質屋、金貸し業などの家で懸巣(かけす)を焼いて食べ、縁起を祝う。
日次紀事(1685)一二月晦日「取質之家飡加志鳥。言借金銀於他人而欲其利也」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android