日次紀事(読み)ひなみきじ

百科事典マイペディアの解説

日次紀事【ひなみきじ】

江戸前期の京都を中心とする年中行事の解説書。12巻12冊。黒川道祐(くろかわどうゆう)編。1676年林鵞峰(はやしがほう)序。月ごとに日を追って節序・神事公事・人事・忌日法会開帳の項を立て,行事の由来や現況を解説する。民間の習俗行事が積極的に採録されているのが特徴。神事や儀式に非公開を建て前とするものがあったため,出版後まもなく絶板処分を受けたが,のち一部変更して再刊された。《新修京都叢書》《日本庶民生活史料集成》所収。

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世界大百科事典 第2版の解説

ひなみきじ【日次紀事】

江戸前期の京都を中心とする朝野公私の年中行事解説書。黒川道祐編。1676年(延宝4)林鵞峰序。中国明朝の《月令広義》にならって編集されているが,民間の習俗行事を積極的に採録したのが特徴。正月から各月ごとに,毎月1日から月末まで日をおい,節序,神事,公事,人事,忌日,法会,開帳の項を立て,それぞれ行事の由来や現況を解説している。しかし,神事や儀式には非公開をたてまえとするものもあり,出版後まもなく絶板の処分をうけた。

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