橘焼(読み)タチバナヤキ

デジタル大辞泉 「橘焼」の意味・読み・例文・類語

たちばな‐やき【×橘焼(き)】

すりつぶした魚の肉をビワの実の大きさに丸め、クチナシで黄色に色づけし、たれ味噌で煮てカラタチの枝に挿した料理

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞 ビワ

精選版 日本国語大辞典 「橘焼」の意味・読み・例文・類語

たちばな‐やき【橘焼】

  1. 〘 名詞 〙 料理の名。魚の身をかまぼこにする時のようにすりつぶしてから枇杷(びわ)の実の大きさに丸め、くちなしで黄色く色をつけ、たれ味噌で煮て、からたちの枝にさしたもの。〔随筆貞丈雑記(1784頃)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android