橘焼(読み)タチバナヤキ

デジタル大辞泉 「橘焼」の意味・読み・例文・類語

たちばな‐やき【×橘焼(き)】

すりつぶした魚の肉をビワの実の大きさに丸め、クチナシで黄色に色づけし、たれ味噌で煮てカラタチの枝に挿した料理

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞 ビワ

精選版 日本国語大辞典 「橘焼」の意味・読み・例文・類語

たちばな‐やき【橘焼】

  1. 〘 名詞 〙 料理の名。魚の身をかまぼこにする時のようにすりつぶしてから枇杷(びわ)の実の大きさに丸め、くちなしで黄色く色をつけ、たれ味噌で煮て、からたちの枝にさしたもの。〔随筆貞丈雑記(1784頃)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android