橡麺棒を振る(読み)とちめんぼうをふる

精選版 日本国語大辞典 「橡麺棒を振る」の意味・読み・例文・類語

とちめんぼう【橡麺棒】 を=振(ふ)る[=食(く)う]

  1. 非常にあわてる。大あわてする。
    1. [初出の実例]「夕立にとちめんほうをふる野哉〈松翁〉」(出典:俳諧・洗濯物(1666)夏)
    2. 「そら。そうや。洒落どころか、こちはトチメン棒くうてしもた」(出典:夜の客(1957)〈今東光〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む