櫛明玉神(読み)くしあかるたまのかみ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「櫛明玉神」の解説

櫛明玉神 くしあかるたまのかみ

日本書紀」にみえる神。
国譲り神話に「作玉者(たますり)とす」とあり,玉造部(たまつくりべ)の祖神とされる。「古事記」にみえる玉祖命(たまのやのみこと)もおなじ神といわれる。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の櫛明玉神の言及

【玉祖命】より

…日本神話にみえる神の名。タマノヤノミコトともいい,豊玉(とよたま),天明玉(あめのあかるたま),櫛明玉(くしあかるたま)神などとも呼ばれる。名義は祭祀に用いる玉を作る人々の祖神。…

※「櫛明玉神」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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