国譲り(読み)クニユズリ

デジタル大辞泉 「国譲り」の意味・読み・例文・類語

くに‐ゆずり〔‐ゆづり〕【国譲り】

日本神話で、天照大神あまてらすおおみかみ神勅を奉じて、大国主命おおくにぬしのみこと国土瓊瓊杵尊ににぎのみことに献上し、隠退したこと。
天皇が位を譲ること。
「御―のことにはかなれば、大后思しあわてたり」〈澪標

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android