日本歴史地名大系 「欠脇町」の解説 欠脇町かけのわきちよう 福井県:小浜市小浜城下欠脇町[現在地名]小浜市大宮(おおみや)小浜城下の東側入口にあたる。後瀬(のちせ)山の北側山裾に沿ってほぼ東西に長い町並をつくり、町内を丹後街道が通る。西方町末は突当りとなり北折して今在家(いまざいけ)町、南折して東宮前(ひがしみやまえ)町、東は伏原(ふしはら)村。伊勢神宮御師檜垣氏の天正四年(一五七六)の「わかさおはまのみやけ日記」(「拾椎雑話」所収)に「かけのわき」とみえる。当町は小浜城下への表口で、酒井忠勝小浜入部之次第覚書(組屋家文書)に「空印様御儀、寛永十一年八月十九日小浜御着被遊六郎左衛門父子欠ノ脇門迄御出迎ニ罷出候而、六郎左衛門ハ御案内申上候而御機嫌能六郎左衛門宅江御入被遊候」とある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by