歌い骸骨(読み)うたいがいこつ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「歌い骸骨」の意味・わかりやすい解説

歌い骸骨
うたいがいこつ

死者骸骨が仇を報じる昔話。日本,中国,ヨーロッパインドブラジルアフリカなどに広く分布している。日本でおもに行われる話の筋は以下のとおりである。2人の男が旅に出る。1人が一方に金を分けてやる。金をもらった男がその友人を殺して金を奪う。殺害者は歌をうたう骸骨を発見し,それで金をもうける。ある男の全財産と自分の首を賭け,骸骨に歌わせるが歌わないので殺害者は首を取られる。骸骨はかつて殺された友人で,仇を討ったと歌う。この話は『日本霊異記』にみられ,かなり古い時代に日本に入ったものと思われる。グリム童話集では殺した者の骨でつくった角笛の吹き口が歌をうたうことになっている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

半夏ともいう。七十二候の一つで,本来は夏至後 10日目から小暑の前日までをいったが,現行暦では太陽の黄経が 100°に達する日 (7月1日か2日) を半夏生とし,雑節の一つとして記載している。この頃半...

半夏生の用語解説を読む