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骸骨 ガイコツ

デジタル大辞泉の解説

がい‐こつ【骸骨】

死体の皮や肉が腐り落ちて、骨だけになったもの。白骨。
からだの骨。骨格

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世界大百科事典 第2版の解説

がいこつ【骸骨 skeleton】

骨だけになった死が骸骨で,全身の骨格をとどめているものをいう。古代中国では死者を浅く埋め,肉を落として魄とした後改めて葬った。魄は骸骨に似た状態である。古代エジプトでは,富裕階級の宴会で食後酒宴の前に木製の骸骨を会食者に見せて,いま現在を楽しむようすすめたという(ヘロドトス《歴史》2巻)。これは〈a skeleton at the feast(banquet)〉(〈座を白けさすもの〉の意)という英語の成句として今も残っている。

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大辞林 第三版の解説

がいこつ【骸骨】

肉が腐り落ちて、骨だけになった死体。
からだの骨組。骨格。 「 -のうへを粧て花見かな/鬼貫句選」
[句項目]

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

骸骨
がいこつ
skeleton

骨だけになった死体をいい、骨のほかに靭帯(じんたい)と軟骨をも含む。skeletonの語源はギリシア語で、乾燥した体、ミイラ、骨格を意味する。死体は焼かれない限りは、腐敗、そして昆虫(とくにウジ)その他の動物による蚕食、損壊を受けながら、軟部組織が除去され、結局は骨格だけ(白骨化)となる。白骨化は種々の条件に左右されるが、普通、地上で約1年、土中で数年である。なお、骨盤骨、頭蓋(とうがい)骨、上腕骨は、骸骨の個人識別の際の資料となる。[澤口彰子]

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世界大百科事典内の骸骨の言及

【死】より

… 第1にそれは〈死〉そのものの擬人的表現として登場した。これは,草刈り用の大鎌か松葉づえか,砂時計かを手にした骸骨である。古典古代には骸骨としての〈死〉の擬人像は見られなかった。…

※「骸骨」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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