精選版 日本国語大辞典「骸骨」の解説
がい‐こつ【骸骨】
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骨だけになった死体をいい、骨のほかに靭帯(じんたい)と軟骨をも含む。skeletonの語源はギリシア語で、乾燥した体、ミイラ、骨格を意味する。死体は焼かれない限りは、腐敗、そして昆虫(とくにウジ)その他の動物による蚕食、損壊を受けながら、軟部組織が除去され、結局は骨格だけ(白骨化)となる。白骨化は種々の条件に左右されるが、普通、地上で約1年、土中で数年である。なお、骨盤骨、頭蓋(とうがい)骨、上腕骨は、骸骨の個人識別の際の資料となる。
[澤口彰子]
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… 第1にそれは〈死〉そのものの擬人的表現として登場した。これは,草刈り用の大鎌か松葉づえか,砂時計かを手にした骸骨である。古典古代には骸骨としての〈死〉の擬人像は見られなかった。…
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