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角笛 ツノブエ

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デジタル大辞泉の解説

つの‐ぶえ【角笛】

動物の角でつくった笛。牧童などが牛や羊を追うのに用いる。

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世界大百科事典 第2版の解説

つのぶえ【角笛】

動物の角をほぼ原形のまま音作りに利用する各種管楽器の俗称。広義にはそれらの子孫に当たる楽器も含めていう。角の先端を加工して孔をあけ,唇の振動を利用して吹き鳴らすものが多い。ふつうは湾曲した末広がりの円錐管をなす。狩猟採集段階以来の楽器で,所在例は洋の東西を問わない。角を意味する語がそのまま楽器名となった場合も多い。中国で軍楽等に用いられた角(かく)や,ユダヤ教ショファル等がそれで,前者は仏画の奏楽場面にも登場し,日本の阿弥陀来迎図にまで及んでいる。

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大辞林 第三版の解説

つのぶえ【角笛】

動物の角で作った笛。猟師や牧童などが用いる。

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

角笛
つのぶえ
horn英語
Hornドイツ語
corフランス語

動物の角の円錐(えんすい)管をそのまま利用するか、あるいはそれに似せて金属でつくった笛の総称。金属製であっても、起源が角製であったことがヨーロッパ諸語の例からもわかる。アフリカや南北両アメリカ大陸で独自に考案され分布している例に加えて、西アジアに由来しユーラシア大陸に広く伝わっていった例も多い。発音方式としては、角の先端にあけた穴に口を当て、両唇を振動させながら円錐管の中の気柱の共振で増幅ないし変音するので、リップ・リード系気鳴楽器に分類される。狩猟採集での信号、宗教儀礼での音響的結界形成、軍楽などの合奏音楽に利用される。音は遠くまで届くが、倍音調整によっても二、三しか音高が区別できないので、複数奏者が交互に発音して旋律や和音をくふうしたり(西アフリカ)、他の楽器との合奏に供したり(ヨーロッパ)する。近年は、弁や鍵(キー)をくふうして1本から多くの音が出せるものもある。[山口 修]

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世界大百科事典内の角笛の言及

【ホルン】より

…〈角(つの)〉の意から出た楽器名。広義には動物の角をそっくり用いた吹奏楽器のこと,またそれを祖とする楽器のことで,いわゆる角笛(つのぶえ)である。末広がりの〈円錐管〉を,呼気流と唇の振動とで鳴らす楽器がほとんどである。…

※「角笛」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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