歌笛(読み)ウタブエ

デジタル大辞泉 「歌笛」の意味・読み・例文・類語

うた‐ぶえ【歌笛】

指穴六つの横笛。古く東遊あずまあそびの伴奏に用いられたが、現在は高麗笛こまぶえで代用している。中管ちゅうかん。東遊びの笛。

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精選版 日本国語大辞典 「歌笛」の意味・読み・例文・類語

うた‐ぶえ【歌笛】

  1. 〘 名詞 〙 指穴六つの横笛で、もっぱら東遊びを奏するのに用いたもの。狛笛(いぬぶえ)に似るが狛笛よりも大きい。鎌倉中期以後は狛笛が代用されるようになった。東遊笛(あずまあそびのふえ)。中管。〔楽家録(1690)〕

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