正体無い(読み)しょだいない

精選版 日本国語大辞典 「正体無い」の意味・読み・例文・類語

しょだい‐な・い【正体無】

  1. 〘 形容詞口語形活用 〙
    [ 文語形 ]しょだいな・し 〘 形容詞ク活用 〙 取り乱した様子である。締まりがないようである。だらしない。しょうたいがない。
    1. [初出の実例]「一のせどのはしょだいなひ人でえ踊らぬ」(出典:狂言記・笠の下(1660))
    2. 「おらんと云おぐしあげかみもほどけてしょだいなく」(出典:浄瑠璃・薩摩歌(1711頃)鑓じるし)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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