正札政策(読み)しょうふだせいさく

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「正札政策」の意味・わかりやすい解説

正札政策
しょうふだせいさく

商品に正確な販売価格を表示した値札 (正札) をつけ,その正札どおりの価格で商品の販売を行おうとする販売政策。天保3 (1832) 年三越の前身である越後屋三井呉服店が,「現金掛値なし」を提唱したことに始る。これにより顧客店員も商品販売時点における価格交渉のわずらわしさから解放され,大型店舗の誕生を可能とした。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む