正札(読み)ショウフダ

デジタル大辞泉の解説

しょう‐ふだ〔シヤウ‐〕【正札】

掛け値なしの値段を書いて商品につけた。「正札販売」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典 第2版の解説

しょうふだ【正札】

掛値なしの正当な価格を表示する札。1673年(延宝1),現在の三越百貨店の前身である越後屋は,江戸で〈現銀掛値なし〉の新しい商法を打ち出して成功をおさめた。越後屋では商品に符丁を記した紙片を付していたが,正札による売価表示も同店がはじめたものかどうかは定かではない。この言葉は明和(1764‐72)ごろから見られるが,やがて〈正札附〉という言葉が流行したらしく,唐来参和(とうらいさんな)作の黄表紙《正札附息質(むすこかたぎ)》(1787)や,歌舞伎舞踊の《正札附根元草摺引(こんげんくさずりびき)》(1814初演)が書かれ,後者は《正札附》と通称されて人気を集めた。

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大辞林 第三版の解説

しょうふだ【正札】

掛け値のない値段を書いて、商品につけた札。 「 -販売」

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