正札販売(読み)しょうふだはんばい

日本大百科全書(ニッポニカ) 「正札販売」の意味・わかりやすい解説

正札販売
しょうふだはんばい

正しい値段を書いて商品につけた札を正札といい、正札を用いて商品を販売することを正札販売という。近代的販売方法の一つとされ、客の状態をみて値段を告げる前近代的販売方法に比べ、公正で責任をもつ点から、それまで根強かった商人に対する不安と懐疑を一掃した。欧米では1876年アメリカ、フィラデルフィアの商人ジョン・ワナメーカーによって始められているが、日本では越後屋(えちごや)(三越(みつこし)の前身)がすでに1673年(延宝1)に実施している。

[森本三男]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...

重陽の用語解説を読む