正蓮華館跡(読み)しようれんげやかたあと

日本歴史地名大系 「正蓮華館跡」の解説

正蓮華館跡
しようれんげやかたあと

[現在地名]春江町正蓮花

集落の東側の字館跡たちあとにあり、明治初年の地籍図には、東西六〇メートル・南北七〇メートルの館第(畑地)の周囲に幅約一八メートルの水田(近年まで湿田)が水濠跡として残り、通称ほりとよばれる。その西側に大門先だいもんさき人切場ひときりばの通称が、また付近に古馬場ふるばんば蓮華寺れんげじの字名も残る。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

戒厳令

一般的には指定地域で、国の統治権の全部または一部を軍に移行し、市民の権利や自由を保障する法律の一部効力停止を宣告する命令。戦争や紛争、災害などで国の秩序や治安が極度に悪化した非常事態に発令され、日本...

戒厳令の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android