武儀紙(読み)むぎがみ

精選版 日本国語大辞典 「武儀紙」の意味・読み・例文・類語

むぎ‐がみ【武儀紙】

  1. 〘 名詞 〙 ( 美濃国武儀郡(現在の岐阜県美濃・関両市)から産するところからいう ) 美濃紙異称
    1. [初出の実例]「美濃紙、武儀紙〈美の紙の事也、武儀郡より出るによりてなり〉」(出典:桃源遺事(1701)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android