武内清(読み)タケウチ キヨシ

20世紀日本人名事典 「武内清」の解説

武内 清
タケウチ キヨシ

大正・昭和期の社会運動家



生年
明治35(1902)年8月31日

没年
昭和22(1947)年11月10日

出生地
北海道函館市

経歴
大正11年函館市電車掌となり、翌年頃から労働運動に参加し、14年函館合同労組の結成にあたる。のち小樽支部などでも活躍し、昭和2年共産党に入党。3年の3.15事件で検挙され懲役6年に処せられる。出獄後は自由労働者となり、全評中央委員などをする。12年人民戦線事件で検挙され日米開戦もあって19年まで在獄した。戦後共産党に入党した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「武内清」の解説

武内清 たけうち-きよし

1902-1947 大正-昭和時代の社会運動家。
明治35年8月31日生まれ。大正14年北海道地方評議会を結成,昭和2年小樽港湾ゼネストを指導。同年共産党に入党,翌年の三・一五事件で検挙され,懲役6年。出獄後,全評北海道地評委員長。12年人民戦線事件で検挙された。戦後,共産党中央委員候補。昭和22年11月10日死去。46歳。北海道出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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