自由労働者(読み)ジユウロウドウシャ

デジタル大辞泉 「自由労働者」の意味・読み・例文・類語

じゆう‐ろうどうしゃ〔ジイウラウドウシヤ〕【自由労働者】

一定雇用関係職場職種などを持たず、臨時仕事に従事する労働者。日雇い労働者など。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「自由労働者」の意味・読み・例文・類語

じゆう‐ろうどうしゃジイウラウドウシャ【自由労働者】

  1. 〘 名詞 〙 雇用期間や雇用関係の一定しない労働者。自由労務者。
    1. [初出の実例]「遂に彼等の群れを脱出して、自由労働者の仲間入りをして、暫く深川に居た」(出典:アパアトの女たちと僕と(1928)〈龍胆寺雄〉四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「自由労働者」の意味・わかりやすい解説

自由労働者
じゆうろうどうしゃ
casual labourer

雇用主,または雇用関係が一定していない労働者群の総称大工左官などの職人層も含める場合もあるが,一般的には労働の場所および種類が頻繁に変り,熟練を要しない単純職種に従事する者をいう。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android